2009/10/07

チャッケとおばさん

 シルバーウィークの日高での話②

 牧場時代、近所から通ってくるおばさんもいて、土地の人々と話すのは方言含めて文化交流のようなものがあって、楽しかった。
 今も毎年のように顔を見に行くおばさんがいて、今年も会いにいきました。おばさんちにはチャッケという猫がいます。

 Chakke
 チャッケは、8歳になる女の子。
 生まれたばかりの頃、母猫とおばさんちの物置にいるところを発見されて、冬には母猫が病死してしまい、チャッケは北海道の厳冬を小さい体ひとつで乗り越えたのでした。
 おばさんはとっても優しい人で、はじめはチャッケのこと「あらいやだよー」って言っていたけれど、そんなの口先だけだとわたしは思っていて、案の定そのうちにチャッケにゴハンあげはじめ、夜は家の中に入れるようになって、いつの間にかチャッケは大きな顔してリビングにドカンといるようになりましたcat
 チャッケはFIV(+)であることがわかりましたが、毎日のびのびと暮らしています。

 今年もおばさんとチャッケの顔見に行くよ、と事前に連絡を入れた時、おばさんは大病を患っていて、3月に心臓の弁を人工のものに取り替える大手術をしたと聞かされました。
 1ヵ月半入院したそうです。

 その間チャッケはどうしていたの?
 
 息子に寝床を作ってもらいそこに埋まって毎日寝ていたと・・っておばさん。ゴハンもちゃんと食べていたそうです。
 
 以前、怪我で1週間入院した時は、ゴハンもろくに食べずにおばさんの帰りを待っていたと聞いていたので、今回はチャッケも事情を理解したのだろうと思うと、いじらしくなりました。
 
 心臓の手術は6時間くらいかかり、手術の後も、2~3日意識がなかったそうです。
 わたしはそういう経験がないし、おばさんが今元気そうだから言えることなのですが、そんな時夢を見るとかするのか、聞いてみたんです。

 するとおばさんは竜宮城を見た話をはじめました。

 リボンちゃん、きれいな大きな竜宮城を見たよ。
 キラキラしてねぇ、あんなきれいなのみたことないよ。
 それからね、大きな蛇が出てきた。こーんなに大きいの。
 だけどながーい尻尾はみえるんだけど、顔がないんだよ。
 どうやっても顔が見えないんだよ。

 そうしたら今度は天井に猫が現れたそうです。
 白と黒の模様の猫が100匹くらい、天井にいっぱいいたそうです。
 どこかにチャッケがいるんじゃないかと思って
 チャッケー
 チャッケー
 って、チャッケを探すのだけど、
 チャッケはいなかったそうです。

 そこで目を覚ましたそうです。
 そばにいた看護婦さんに、今夕方ですか。って聞いたら、
 あらら、手術の日からもう2日もたっていますよ。
 といって笑われたと、おばさんも明るく笑いました。

 Chakke2
  
 わたしはおばさんの話を聞きながら、鳥肌が立ち涙があふれそうになりました。
 おばさんは今年80歳だそうです。
 心臓の弁は15年は大丈夫だといわれたそうで、そうしたら95歳までは大丈夫だね、なんていって笑いました。
 その頃にはチャッケも23歳になるんだね。
 わたしも60歳はとうに過ぎているけどねpig
 
 まだ本調子じゃないけどおばさんは優しいから、
 ごはん食べていけ、とかいろいろ気を使ってくださった。
 外にいたチャッケを肩に乗せてきて、わたしに会わせてくれたりもした。
 
 わたしは、さっきまでおばさんが横になっていたことを察していたので、馬が待っているからもう帰るわー、また来年も来るから覚悟していてね、などと半分憎まれ口をききながら、おばさんちを後にしました。

 チャッケにはおばさんが、おばさんにはチャッケがついているから、大丈夫。
 そんなことを考えながら。 

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2009/10/06

リボンの名前~ある親子馬のはなし

 わたしのHN、リボンは、じつはある馬の名前からもらったものです。

 もうずっと昔、わたしは牧場で働いていました。簡単にいうと競走馬に魅せられて、それで北海道の牧場に行ったのでした。もう20年近く前のことです。
 牧場の仕事は大変でしたが、馬と暮らしたい一心で、どんなことにも耐えられたように思います。牧場での日々は、わたしの一生の宝です。

 日高を離れてたくさんの時間が流れて、世話した馬たちのほとんどはもう生きていないかもしれません。でも、数頭、今も元気にしている馬たちがいて、わたしは毎年会いに行くのが楽しみでした。 

 Eru1 2008年秋のエルプス

 そんな中の一頭にエルプスという牝馬がおり、彼女は桜花賞というクラシックレースの優勝馬でした。もう24年前の優勝馬で、エルプスは今年27歳になりました。
 馬の27歳はそうとう高齢で、20歳を過ぎると老衰などで亡くなる馬も多いです。
 でもエルプスはいたって健康で、去年もおととしも、その前の年も、元気にしており、今年も会えるのを楽しみにしていたのですが、9月15日に怪我のため急死してしまいました。
 ファンが多い馬でしたから、新聞やネットのニュースでも大きくとりあげられました。

 Eru_2 顔に差毛が目立っても元気だったのに・・

 シルバーウイークに日高行きを予定していたわたしは、大きなショックを受けました。
 あのエルプスが・・病気ではなく怪我で死んでしまうなんて・・・。
 馬房の中で転倒して大腿骨骨折、その日のうちに安楽死の処置がとられたそうです。
 もうどうしようもなかった、かわいそうだったよ、と牧場のばあちゃんが言っていました。

 917_041右がエルプス
 

 エルプスは、桜花賞の他にも重賞レースを多数勝っていて、引退後も多くのファンが牧場を訪ねてきました。まさに輝かしい軌跡です。しかし、その生い立ちは恵まれたものではありませんでした。エルプスが生まれた頃牧場は経営危機に陥り、多くの馬が四散していき、エルプスも母馬と一緒に牧場を追われたのでした。薄汚れた仔馬に寄り添っていたその母馬の名はホクエイリボンといいました。

 それから母馬はとある牧場に引き取られ、娘はやがて競馬場で大活躍をすることになります。そして引退した娘は母馬の待つ牧場に帰ってきたのでした。
 わたしがこの親子に出会うのは、そのずっとあとのことです。

 出会ったころのホクエイリボンは、お婆ちゃんながらチャーミングで慎ましやかな馬で、高齢ゆえに若い馬たちに虐げられて、放牧地でポツンとしている姿をよく見かけました。
 ばっちゃん、ばっちゃん、ってみんなに呼ばれていました。
 影が薄いばっちゃんに、わたしはこっそりニンジンや青草を差し入れしては、鼻面を撫でて励ましました。

 Ribon_11 放牧地にたたずむリボン
 

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2009/10/03

雨上がりの公園

 秋の長雨か・・
 朝夕はぐっと冷え込む日も多くなりました。

 Mikeko  
 みけこは、器用にお皿を押さえて、ゴハンを食べてくれます^^
 みけちゃん、元気になってよかったね。

 Mikeko2 
 毎年春ごろから背中の毛が抜けてしまい、ひどくなると血が滲むこともあり、痛いのでしょうガリガリに痩せて、かわいそうでした。
 今年は早めにビタミン剤を与えたり、パナログ軟膏という塗り薬を塗ってあげたら、かさぶたができて悪化せずにすみました。今は毛並みもふさふさのみけこです。
 しかし原因がわからないので、油断はできません。

 

 Hanacoco1  
 ハナちゃんは、孫のココちゃんに毛づくろいしてもらっている。

 Hanacoco2  
 雨上がりの土曜の午後。小さなしあわせ、小さな平和。
 です。

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2009/10/02

リリーの夏の思い出

 公園のリリーです。

 リリーはね、とっても器用な猫さんです。

 Lily101
 夏の暑い日にはこ~んなふうに、ハンモックでお昼寝するよ。
 うふふ

 それからね・・

 Lily102
 ほら、綱渡りもできちゃうよ。
 うふふ

 

 しっかし、ほんまにリリーは器用です。
 

 

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ハナちゃんの夏の思い出

 公園のハナちゃんです。
 
 ハナちゃんは、思慮深い、落ち着きのある、ハンサムガールです。

 Hana10_2
 夏のある日、空を見上げるハナちゃんです。
 わたしはこの写真、すごく好きなんです^^

 ハナちゃん、なに見ているの?
  

 Chou
 青い空に、ひらりひらひら・・
 蝶々が2匹、楽しそうに舞っていました。

 ハナちゃんはしばらく空を見上げたままでした。

 

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2009/09/30

マーチの夏の思い出

 マーチは絶好調です!
 
 ひところ、チェストに飾ってある小さなぬいぐるみや富士子の写真が倒れていることがあって、「?」不思議なこともあるものだと首をかしげていました。
 そんなある日、現場を目撃してしまいました! 

 Maa101
 お行儀いいマーチが壁によじ登ろうとしているではありませんか。
 ・・よく見ると、クモを追いかけているのでした。
 
 オカルト現象の原因は、マーチでした。 

 Maa100
 クモがどこかに行ってしまうと、われに返ったマー坊は、
 下に降りられなくなって、あーん、と泣いています。
 
 ったく!
 
 この後おか~ちゃんに抱っこされて、地上に降りたマーチ。

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ラブの夏の思い出

 暑かったのか涼しかったのか、今年の夏はヘンな夏でした。
 そのせいか、セミが鳴いていた時期が短かったように思います。
 
 Semi_8    
ある日、ベランダの植木鉢にセミがやって来て、いきなりミ~~~ン、ミ~~~~~~ンと鳴きはじめました。
鳴かなきゃ損損、と言わんばかりに、それはそれはの大絶叫。 
 

 Boo101_3
居眠りしていたラブちゃん、ビックリして、みゃあ、と飛び起きこんな顔をしました。
この写真を友人に見せたら、かわいいかわいいと、絶賛されちゃいました。

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